除染事業説明会

福島市や郡山市では早くから行われてきた除染事業。須賀川市でも今年の夏から一部地域で始まり、私が担当してリフォーム工事を予定しているお客様にも影響が出て来そうという事でしたので、初めて除染事業説明会に参加して参りました。

 

放射能の影響については、まだ分かっていない事が多いのですが、分からないだけに多くの方が不安に感じており、議論にも熱がこもります。

 

説明会では、除染事業の流れや具体的な手続きだけでなく、



除染した水の処理や、土の保管場所等についてのお話しも示されました。

 

最大の焦点は、一時保管や中間貯蔵の場所が決まっていないという事で、結論としては「庭の土の中、30センチ以下のところに埋めて下さい」というものでした。

そして下表は、2年前の放射線量データなんですが、須賀川市でも地域によって随分、放射線量の差があったようです。しかしこのデータは、モニタリングポストの値であり、いわゆる『ホットスポット』と言われる場所では、下記データを遥かに越える値が出ていたものと思われます。



<画像をクリックすれば、拡大して見れます>

「福島県内では放射線量がかなり低い」と言われて来た須賀川でもこんな値を示してますので、福島市や郡山市の中でも高線量地域にお住まいの方は、さぞご不安な日々を送られて来たものと思います。また、除染事業説明会自体も、かなり紛糾したのではないでしょうか。

現在、須賀川市では、長沼ニュータウンで除染が実施されているのですが、予定よりも遅れているようで、次の岩瀬地区での実施も早くて12月、そして雪が降ったら出来なくなってしまいますので、実際には4月以降になるのではないかという事でした。小さいお子さんをお持ちの方は、除染の完了を心待ちにされている事と思いますが、暫くは不安な毎日を余儀なくされるようです。

説明会の質疑応答で出て来たお話しなのですが、敷地の広さや足場を組むかどうかといった違いはあるものの、ざっくり言って1軒当たりの除染費用は約200万円だそうです。本来は、東京電力が負担して行うべき事業なんですが、実際には国費で運営されています。こういった現実に直接触れてみると、原発問題の深刻さが身につまされて来ます。

再稼働を訴えている方々は、この現実を正面から見据え、自分自身の身に降りかかる事も考慮した上で、意見を述べるべきではないでしょうか。国の税金から、これだけの莫大な費用を掛けているという事を、西日本の方々にも、もっと知らせるべきだと思います。

最後に一言。一年前にはあれだけ「電力不足」と騒がれたのですが、昨年以上に暑かった今年の夏には、電力不足という話しは、全く聞かれませんでした。あまりに不誠実な対応を続けられると、我慢強い福島県民も、そろそろ怒りが爆発するかも知れないですね。

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