家の傾き調査

安部です。

明日から、源右エ門さんで2件目の『家の傾きを修復する工事(不陸調整工事)』が始まります。マメタイムスで紹介された反響は大きく、今でも継続して問い合わせのお電話が入って来てます。今日は、現場での傾き調査の様子を、簡単にご紹介致します。

実際には、床下に潜ったりして、色んな細かい箇所の調査をするのですが、最も代表的な分かりやすい調査は、こういうものです。



家の中で見通しの良い場所に基準点を設け、そこを起点に、傾きを見ていきます。その際に使用するのが、このような赤いレーザー光線で、水平・垂直を見る機械です。これを使用すれば、一目瞭然で縦横の傾きが目で見て分かります。

そして、ここからが重要な点なんですが、これからどれ位の期間、今の家を使用するお考えなのか(お年寄りの一人暮らしで10年程度住めればいいだけなのか、子供さんやお孫さんが住む予定があるのか、等)、予算制約はどの程度なのか(建て起こしのやり方によって、金額の幅はかなり大きく異なります)、といったお考えをお聴きし、色んな案を考えて参ります。今回の場合は、誰も予想しなかった突然の震災によるものなので、通常のリフォーム工事の様に、予算を立てていた訳ではありません。むしろ「唐突な出費」だったと言えます。従いまして、例えば「出来るだけ床を剥がさずに床下で作業をする」「水廻りの復旧で費用を掛けない様、水廻りの箇所を建て起こしの起点とする」「安定した地盤に鉄骨を通す」等といった提案を行って、見積りに反映させております。このプロセスに時間を掛ける事により、施主様のご不安も徐々に解消されていき、信頼関係を築き上げる事になって来る様です。

今回の経験を通して学んだ事ですが、どういう場合でも「相手の立場に成りきって、お客様のご希望に沿った形でプロとしての提案を行っていく」という事が重要なんだなと改めて感じました。今まで、30軒以上のお宅で調査をさせて頂きまして、工事する必要のなかった方も含め、全員から安心と満足のお言葉を頂いております。それだけ、皆さん、困っていて「一体、誰に相談したらいいのか分からない」というのが実情の様です。これから、数ヵ月は須賀川に滞在して頂けますので、お住まいの傾き等で悩まれている、一人でも多くの方に、源右エ門さんの存在を知って頂き、アドバイスを頂ける様にしていきたいと思います。

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