安部です。
MPパウダー(珪藻土)の壁塗りは、通常は職人さんが行うのですが、今日はH様のご希望もあって、私達がお手伝いし、一緒に塗る事になりました。H様は、震災でクロスが割れたので、その補修も兼ね、湿気で悩んでいる脱衣場の壁塗りのご依頼でした。
地震でヒビ割れた箇所にはファイバーテープとパテを施し、その上にアク止めのシーラーを塗っていきます。
下処理は小窪貴志と私が行ったのですが、本塗りに入った時に「ちょっと、塗ってみますか?」とお誘いしましたところ、その気になられたようで、結局はほとんど塗って下さいました。
そして、こんな感じで仕上がってます。初めてとは思えない出来映えです。
そしてお茶の時間には、調湿ボックスを使った実験も行いました。右側のボックスがビニールクロスの部屋で、左側の部屋がMPパウダー(珪藻土)の部屋です。この下の写真が、両方のボックスに同量の熱湯を入れて数分後の状態です。要するに、今のH様邸のお風呂上りが右側のボックスで、MPパウダーを塗って乾燥した後は、左側にようになる訳です。ガラス面の曇りは、結露です。この時のポイントは「エネルギーを全く使わずに、こういった違いになっている」という事です。
この後、両方のボックスに手を突っ込んで頂いたら、その違いに奥様は驚かれていました。申し上げるまでもなく、右側のボックスはムッとし、左側のボックスはスッキリしてます。
壁が乾燥した後は、左側の状態になりますので、H様の感想が今から楽しみです。
久々に壁塗りしました
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