曳き工事のご依頼

安部です。

源右エ門さんの本業は「曳き屋」さんなのですが、須賀川でご依頼を受けた工事は全て、お住まいの傾きを直す『不陸調整工事』でした。しかし今日は、猪苗代の方から、酒倉を曳いて保存する工事の検討依頼を頂きましたので、現場確認に行って参りました。

場所は、猪苗代の街中でした。会津磐梯山が近くに見える場所です。



お倉の外観を見ると、既に壁は落とされてますが、立派なものであった事が察せられます。



建物の内部に入ると、会津大学の柴﨑先生と意見を交換しながら、四代目 源右エ門さんが細かい箇所の確認をされます。

 

2階に上がると見えて来ます梁は、かつて、猪苗代にありました『亀ヶ城』から持って来たものだそうです。



そしてこのお倉は、明治21年の磐梯山噴火前に着手され、噴火による混乱の中で、多くの方々の尽力によって完成したものだそうで、このような記録が残されてます。



倉作りに関わった方々の名前も、記されています。

<画像をクリックすると、拡大して見れます>

 

 

現場確認が一通り終わり、施主様のお宅にお邪魔させて頂きますと、応接間には何と、あの『野口英世』氏の直筆の書が飾られてました。



浅井家と野口英世氏は、深い関わりを持たれていた様ですね。

応接間では、倉の保存に関して、並々ならぬ熱意を持たれた3人(浅井様・柴﨑先生・四代目源右エ門さん)で、尽きる事のない『倉談議』が展開されていきました。



この倉は、最初の工事で「会津磐梯山の噴火」に見舞われ、今回は「東日本大震災」に見舞われました。天災による混乱の最中に、志を持った方々によって手掛けられる運命にあるのかも知れません。

源右エ門さんはこれから見積りに入りますので、まだ受注になった訳ではございませんが、ご依頼を正式に頂けましたら、今回の工事が猪苗代の町おこしに繋がるよう、精一杯の事をさせて頂きます。工事は少し先になりそうですが、今から工事が待ち遠しいです。

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