6月12日のショップブログに、同じタイトルで記事を書いてまして、その時との比較も交えながら、現状の放射線量をご報告させて頂きます。
テレビやラジオ・新聞等で、日常的に放射線量の数値が発表されてますので、福島県にお住まいの方には、大体の見当は付くと思いますが、私の目安としてる放射線量は、以下の通りです。
安全な放射線量とされている基準値:1ミリシーベルト/年
メディアで発表されているものは、マイクロシーベルト/Hですので、ざっくりと単位を合わせるための換算を、私は以下の計算式で行ってます。
マイクロシーベルト/H × 9 = ミリシーベルト/年
従いまして、原発事故が発生する前から設定されている基準値をクリアするのは、0.11マイクロシーベルト/Hで、この数値以下であれば問題なしと言える水準だと言えます。
そして今日、商工会議所から借りて来ました線量計で計測した値は、次の通りでした。
①私の机の上:0.10マイクロシーベルト/H
②カフェの机:0.14マイクロシーベルト/H(6月12日は、0.21でした)
③私の使用している車:0.16マイクロシーベルト/H
④雨垂れする砂の上:0.21マイクロシーベルト/H(6月12日は、1.66でした)
ここは6月まで、相当に線量の高かった場所なのですが、雨等によって放射能も流されていったようで、今はかなり低い値になって来ています。
⑤側溝:0.23マイクロシーベルト/H
通常は、高い値が計測されるのが側溝なのですが、アクアス事務所の回りは、比較的低くなってます。
そして驚きだったのが、次の場所です。
⑥入口の土間:0.09マイクロシーベルト/H
外の線量の高い場所で仕事をし、戻って来て靴を脱ぐ場所ですので、本来は高くても仕方ない場所です。この場所の放射線量が何故、低いのかと考えてみたのですが、ここは「毎朝、社長夫人の小窪幸子さんが掃除してくれてる場所」なんです。掃き掃除だけでなく、雑巾で拭き掃除までして下さってます。これは多分、単に汚れている場所を掃除してるというだけでなく、放射線量と我々の健康の事も気にされての行動ではないかと思います。この事は、あえて自分からお話しをされる事はないのですが、こうやって働く私達の事を気に掛けてくれての行動で、しかも数字の上でも効果が出ているという事を考え合わせると、皆で感謝しなければならない事だと思います。幸子さん、本当に有り難うございます。m(__)m
アクアス事務所の回りは、幸いにも比較的放射線量が低かった訳ですが、それでも内部被曝は食べ物からもたらされるものですし、気を付けなければいけない点も多いですね。須賀川でも、放射線量の高い地域がありますから、身の回りの線量を計測し、出来るだけ低い場所で生活する、そして、生活上必要な場所の線量が高かったら、そこを除染する事が必要ではないかと思います。何事も「現実直視が問題解決の出発点」で、そこから適確な打ち手が講じられる訳ですから。
アクアス事務所の放射線量
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