4月14日より始まりました、2階建て戸建て住宅の全面MPパウダー(珪藻土)塗りをしていますA様邸。塗り面積としては304㎡と、リフォームの壁塗り工事としては相当に広いのですが、これを伊藤兄弟の2人の力で見事に仕上げて下さってます。今日は、その経過のほんの一部をご紹介させて頂きます。
伊藤兄弟の仕事の特徴は、以前にご紹介しました養生の美しさだけでなく、徹底した下地処理があります。言われてみたら当たり前の事なのですが、下地が悪ければ、表面の仕上げは綺麗になりません。例えば、クロスの継ぎ目部分や、そこが浮いていた場合、次のような処理をしています。
①クロスの剥がれた部分を、綺麗に切り取る。
②クロスを貼り付けている糊(のり)が剥がれ落ちて来ないように、タッカーで厳重に止める。
③そしてこの上に、壁面の汚れがアクとして浮いて来ないような下地処理を行います。
下地が乾燥するのを待って、このようにMPパウダーを塗っていきます。
鏝(コテ)も、色んな種類を取り揃えてますよ。
そして、こんな風に塗っていきます。
その結果、出来た壁の一部をご紹介しますと、こんな感じです。(画像をクリックすると、拡大してパターンが見えます)
明日で、塗り自体はほぼ完了する予定です。A様邸にも、知人の方々が塗り壁をご覧になりにいらっしゃる方が増えて来ております。MPパウダー(珪藻土)の機能だけでなく、落ち着いた雰囲気も感じて頂ければと考えております。
壁塗りの進行状況
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