今週火曜の19日から、長松院さんの仏心庵で復旧工事が始まりました。地域の古刹寺院だけあって、周辺の多くの方々が工事の様子をご覧にいらっしゃいます。そうした中、我々としては当たり前に行っているのですが、ある事に感心されるという事に気付きました。
この写真の様子をご覧になり、多くの方が質問なさいますのが「何のためにビニールを張ってるんですか?」という事です。
ビニールを張っているのは、工事中に埃などで汚さないように、保護しているんです。これを『養生(ようじょう)』と言います。この養生に手間をかける事は、工事後の仕上がりの綺麗さに関係して参ります。
私がお付き合いのあるリフォーム会社では、全国のどこでも、ほとんど例外なくやっている事なのですが、リフォーム業界には、そうではない会社も多いようで「うちの工事の時には、ここまでやってくれてなかったよな」と仰る方が多かったです。
それからついでに、皆さん気付かれていない事をご紹介致しますが、床をめくるために畳上げした際、工事後に畳の位置を元通りに戻せるよう、番号を付けております。
畳は、実際の部屋の形や大きさに合わせて作成されているため、元通りにしないとキッチリとはまらなくなるんです。工事が大切なのは当然ですが、こういった部分にも注意しておかないと、工事が不完全なものになってしまい、お客様の満足が不十分になものになると認識してます。
近隣の方々にも、ご説明通りの結果になっている事を、是非、ご覧になって頂きたいと思います。
意外なポイント
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