山門の改修検討

長松院さんの本格的な改修工事開始が8月22日からに、ほぼ決まりましたので、それを受け、今回の復興工事でシンボル的な扱いにさせて頂く山門(さんもん)の検討が始まりました。

山門の改修工事で最も難しく手間暇が掛かるのが、屋根の葺き替え工事で、長松院さんの山門の瓦は、ちょっと変わった形状をしてるんです。これは「何らかの理由があってこういう形状にしているのか?」「須賀川の昔ながらの作り方なのか?」「ただ単に、奇抜なものを狙ったのか?」私達も悩んでいました。という事で今日は、須賀川の古い瓦屋根に詳しい瓦職人の遠藤さんにおいで頂き、杉本棟梁が色々とヒアリングを致しました。こんな感じで、二人とも真剣に検討されてました。

 

二人の見つめる先にあるのは、欅(けやき)で作られた、この山門(さんもん)です。



もう少しアップで見ると、屋根が壊れているのがお分かり頂けると思います。



私が見ても、蓑甲(みのこ)があったり、下り棟が複雑に付いていたり、ちょっと変わった形状になってます。

下の写真は、ほとんど被害の出ていない鐘楼(しょうろう)で、山門の屋根もこれに近い形状をしていたようです。



この形状は、雨漏りしやすくなってしまいますので「出来るだけ昔からの景観を遺したい」という気持ちと「雨漏りを起こしたくない」という気持ちの間で、悩む事になりそうです。この形状は、須賀川地区には比較的多く残っているようですので、基本的にはこの形状と色を残す様にしていく考えです。

山門に隣接した塀は、まだこのように壊れたままですので、早く復旧したいと切に願っているところです。

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