8月下旬の本格工事開始を前に、着々と準備が進んでいる長松院さんの敷地内に、現場事務所が出来ました。ここまで出来上がって来ると、いよいよ始まるんだなという感じになって参ります。
魚津社寺工務店と五代目源右エ門の皆さんが宿泊するのは、佛心庵になるのですが、杉本棟梁は、この現場事務所の中に寝泊まりされるそうです。その理由を聴いてみると「工事が始まったら、寝てても工事の事が気になり、手の届くところに図面等がないと、落ち着いて眠れないから」だそうです。やはり、大きな社寺仏閣工事を請け負う棟梁さんは、それ位、仕事に気持ちを入れ込んでいるという事なんだと感心致しました。
その現場事務所が据え付けられる時の様子を、以下の通り、ご紹介致します。
このように、現場までユニック車に積んで来て、
上に釣り上げてから、所定の場所に降ろしていきます。
そして、土台部分にパッキンを敷いて、水平になるように調整します。この調整方法は、源右エ門さんの工事と同じなので、興味深く拝見致しました。
そうして、このように水平に設定されます。
新品のエアコンが付いてますし、西側の面に窓がありませんので西日対策も万全で、一年間を過ごす事になる現場事務所には、それなりに経験から来る工夫が凝らされてます。
明日から、杉本棟梁が泊まり込んでの準備を始められますので、いよいよ本格的に工事が始まって来る雰囲気になって参りました。だからでしょうか、住職さんが現場にいらっしゃる回数が増えて来たように感じます。徐々に、関係する皆の気持ちが「長松院さんの復旧・復興」に向け、一つになって来た感じが致します。
現場事務所が出来ました
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